2007年6月24日 (日)

青森に会う。

私が唯一持っている素敵な能力、『人に会える』能力は、今日もちょっとした奇跡を起こす。
山手線でみかけた女の子、あの子は私が好きだった、青森中央高校演劇部『修学旅行』に出ていた子ではないか。
そんな事を言ったところで、誰も分からないと思うが、そういう人を私は良く知っている。
スーツを着ていたが、透き通った美しさを持っていた。
なぜ東京にいるのか、そして今何をしているのか、気になる事はあったが、話しかける事はしなかった。空気を読んで。
ただ久しぶりに心臓がバクバクしたなー。

糸井さんの言葉で、人を慰めるのは簡単だが、力になりたいと思うなら努力しないとね、とゆーよーな言葉がある。最近は、軽はずみな事は言わない事にしている。言葉に乗せて、ほんの少しでも、自分の力が伝わってくれたら、そんな事を思っている。

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2007年1月 3日 (水)

毛皮族と大晦日そしてフジテレビ

毛皮族の演劇はこれで三度目になるが、スタイルはやはり変わらない。座長のケンカ殺法を団員(及び観客)がどう交わして行くか。観ていて多少のヒヤヒヤ感がある。真剣に観ていると、座長江本から「真面目に聞くな!」と客席に突っ込みが入る(恐らく『軽演劇』と銘打ってるから)。
内容は、第一部がレビュー・ピンクレディーメドレー、第二部が軽演劇『OSOBA』。この劇団はレビューに見応えがある。いや、勿論、宝塚とは比べてはいけない。江本の毒が歌に踊りでうまく中和される。女優たちが白の下着に水中メガネと言う「前衛的な」海女姿で熱唱する。ただ歌うだけではなく、所々で「オマエガホシイ」「コロス」「ハイケイ ジョンレノン」と言った全く意味のないセリフを織り交ぜているのがすごい。江本の言葉の選び方は、原子的だと思う。思った事をそのまま言っている。そういう言葉はトゲがあり、一般の演出なら、心に残る言葉を選びたいところだが、江本のそれは、観客の心を引っ掻いて行く。そういうところは女性的だと思う。
今回は追加公演も観たので、暴挙ではあったが、おかげでアドリブとそうでない部分を見極める事ができた。セリフを飛ばしたりしていたのも分かり、面白かった。

次回公演は丸々レビューをするそうなので、楽しみである。多分江本はレビューを構成する方が上手いと思う。何となくだが。

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2006年11月14日 (火)

毛皮族 『コーヒー&シガレッツ的な軽演劇』

原宿で毛皮族の演劇を観て来た。前回毛皮族を観た時は、何だかグッとくるものはなかったが、今回もグッとくるものは、なかった。などと言うと、批判しているように受け取られるが、そうではなく、また観たいと思っている。
それは、座長の江本純子氏の人柄がそうさせるのかもしれない。
脚本の節々に下ネタが混じっているのだが、女性らしい、こまやかな質の下ネタで、暖かみのある下ネタと言うのは、この劇団にしか出せないように思える。
観劇にあたり、私は何を感じられたかを一つの指針にするのだが、野田秀樹に知性を感じ、内藤裕敬に情を感じるように、江本純子には品を感じる。どんなに下品でも上品に感じるのはどういう訳か。もうしばらく毛皮族は観てみようと思う。
観劇後にオマケとして、客を舞台にあげ、舞台裏を見せてくれた。暗転中の姿を実際に見せてくれて、とても興味深かった。
最後に、客のOLが立候補して芝居の体験をしたのだが、見事な演技だった。本当に素敵だと思った。出演者も驚くほどの熱演ぶりで。素人でもここまで出来てしまうと思うと、役者という職業は不憫でならない。

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